奇妙な時の行方

雑多なラクガキを主に、感想や絵、漫画とか。ツインテっ子贔屓。ジョジョが好きで、一部が一番好きです。NL、GL、BLなんでも好きです。主人公受けを好きになることが多いです。 拙い文ですが、愛を込めて書いてますので辛いことはしないでね。

うおおおおおお…今日のDJ…!! かなり短い!なんとかオチをつけようとそれに必死になりました。DJは奥が深すぎて死にます。ってかこれDJ?

 

 

ディオが頭を打った。

なんということだ!あの全知全能の神を傷つけるだなんて!なんて罪深い、許されざる行為だろう! 信者たちは駆け寄りディオの無事を願った。

ディオ、ディオ、ディオ、ディオ!!

ディオはただ、僕の名を気安く呼ぶなと思った。

 

 

ディオの頭にたんこぶが出来た。 おでこが小さく膨らんで触ると痛い。
彼に恋心というなんとも阿呆らしい感情を抱いた女どもはこぞって彼に看病と評して近づいた。門前払いされた。
そこをディオは別に隠そうとか湿布を貼ろうだなんて思わなかった。傷は自然に治るものだ。化膿するような傷でもない。ディオは傷をほっといた。

ディオはジョジョに怪我させた。 ナイフで右目を抉ろうとした。
切っ先がそれて耳をほんのちょっぴり切りつけた。血がちょっとでた。

ジョジョの右耳に綺麗なガーゼが貼られた。
ジョジョは怪我の原因を自分の不注意だと報告していた。ジョージは怒りはしないものの、咎めた。
ディオはそのジョジョを切りつけたナイフで自分のたんこぶを切ってみた。切り開いたら薄皮が切れてまず血が出た。タンコブとは内出血によるものだ。血はとりあえずとまらない。痛くなってきたんでこの辺でやめた。結局血しか出なかった。
でこから血を流しているとジョジョが駆けつけて来て絆創膏を貼ろうと僕の手を取った。死ね、と僕がいった。死ね、死ね死ねと何度も言った。
ジョジョはそれに返事をせず、ただ僕の手をギュッと握り返した。振り払うか?と思ったが、手当を受けてかくしておでこに妙にでかい絆創膏が貼られた。

 

取り巻きたちはジョジョを気に留めず僕の怪我の具合を見て、悲痛の叫びを上げた。
煩くてかなわないから耳栓が欲しかった。

 

怪我は一ヶ月もすれば目立たなくなり、あったことすらわからなくなっていた。ジョジョの右耳のガーゼもいつの間にか取れてた。

傷というものは自然と治る。
それ自体はどうだっていい。おでこを触る。
あの時もう少し頑張ってお前の右目を抉れば良かった。
それか耳でも切り落とせば良かった。
ディオのおでこには何もない。

それかその心臓を…

 

 

 

 

 


それからディオはジョジョに危害を加えることをやめた。
スクールにも入ったしそれの効率性の悪さに気付いたからだ。だって、その程度じゃまた立ち直る。立ち直れる。

いびつなディオのココロ。ジョジョの傷が治るたびに顔を顰める。
それと同時にその治る過程に見惚れてる自分にひりつく。

ディオはもう一度おでこを触った。


そこにはもう、なにもない。

 

おしまい